DESIGN デザイン

伝統を街並みに調和するマスタープラン

室町通側エントランス|四条烏丸クロスマーク
『四条烏丸クロスマーク』の外観は、伝統的な街並みに調和するデザインが採用されています。キーカラーは、京町屋の色彩イメージを継承し、淡いブラウングレーに日本瓦をイメージした黒が使用されています。低層部と高層部には黒、中層部には格子をイメージしたガラス手摺が設けられています。建物全体は、黒のマリオン(飾り柱)が連続する格子をイメージした意匠で、外観にシャープな印象を与えています。都心でありながらも京都らしさが息づく、この地にふさわしい美と匠が細部にまで凝らされています。

室町通側外観デザイン

室町通側外観イメージ|四条烏丸クロスマーク
『四条烏丸クロスマーク』は、古都の中心でありながら3,237.79㎡もの広い敷地を有しています。室町通、仏光寺通それぞれにゆったりと面した広い間口を活かし、街並みとの連続性が考慮された外観デザインです。伝統的な街並みに相応しいその意匠は、和風を標榜する他の集合住宅と一線を画すものになっています。

仏光寺通側外観デザイン

仏光寺通側外観イメージ|四条烏丸クロスマーク
室町通は、西陣から続く呉服の町です。雨の日も生糸や呉服を濡らさず運べるようにと軒を深くした町屋が続くことから、『四条烏丸クロスマーク』は、日本瓦の軒下を水平に深く張り出し、さらに長く連なるようにしつらえた「かしき造り」がイメージされています。足元には置石で京の小径を思わせるデザインが施されています。

都市の緊張を解きほぐす光の動線

京のリトリートとしての意匠

仏光寺通側エントランスホール|四条烏丸クロスマーク
エントランスホールのデザインは、国際的な建築家、竹山聖氏が担当しています。オーク材の壁面からランダムにこぼれるほのかな灯りや、雲形の折上天井など雅な光の意匠が施され、京町屋の路地空間を思わせる落ち着いた風情が漂います。また、間接照明、天然石、珪藻土、タイル、そして和紙の素材感も、京の中心に居ながら心やすらぐ静謐の空間を創出しています。

和紙と糸、ガラスが創り出す光の妙味

エントランスホール|四条烏丸クロスマーク
エントランスホール中央は、和紙作家・堀木エリ子氏による全長約12mもの和紙入り合わせガラスを使った光壁によって、京の風雅が演出されています。テーマは「聖光」。七色に染めた極細糸をベースに太さや質感が異なる糸を漉き込んだ和紙の放つ独自の空気感が、住まう人を温かく迎え、訪れる人には品格を持ってお迎えする凛とした空間が演出されています。
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